『アゲイン』曲調(嬰ヘ短調)
    松本隆 作詩/吉田拓郎 作曲



今でも忘れない1984年1月23日のNHK-FM「昼の歌謡曲」で放送された
「アグネスチャン集」を録音したのがすべての始まりでした。
当時、私は高校2年でしたが、所属していた地学部内で
「イントロクイズ」というのをたまに企画実行していました。
「アグネスチャン集」は、その出題のネタ集めが目的で録音しました。
初めは懐かしさで『ひなげしの花』等々を聴いていましたが、
いつの間にか『白いくつ下は似合わない』等々を
口ずさむようになっていました。
「アグネスチャン集」で放送された曲以外で当時知っていたのが
『アゲイン』でしたが、この『アゲイン』を聴いてみたくて
1984年2月23日にベストアルバムを買いました。
アグネスチャンさんが全盛の頃は私は小学校低学年で
音の記憶は残っていても映像の記憶は全然残っていませんでしたが、
『アゲイン』の映像の記憶は残っていました。
1978年当時「クイズ ドレミファドン」で「♪お帰り ただいま」と
一生懸命歌う姿が心に残っていたのです。
『アゲイン』は涙がこぼれる程の素晴らしい曲でした。
そしてそれから間もなくして『アゲイン』を譜面に直したのですが、
これが私にとって初の耳コピーだったわけです。
私はどうも女性ヴォーカリストに関しては
「愁いを秘めた短調曲」に弱いようです。
芹洋子さんの『赤い花白い花』や真野恵里菜さんの『乙女の祈り』も
その例です。

アグネスチャンさんはデビュー曲から『アゲイン』まで
ワーナーパイオニアというレコード会社に所属していました。
さだまさしさんも当時ワーナーパイオニアの所属でしたので
自分の好きな二大アーティストが同じレコード会社なのが
嬉しかった憶えがあります。
アグネスチャンさんはワーナーパイオニアから『アゲイン』を
出したあと渡辺プロダクションが出資して設立した
サウンズマーケティングシステムというレコード会社に移ります。
実はシングルレコード『アゲイン』にはその
サウンズマーケティングシステムから出たバージョンも存在するのです。
B面は同じ『グッドナイトミスロンリー』ですが、
ジャケット写真は違います。
アグネスチャンさんはこのあと更に
徳間ジャパン→ポニーキャニオンへと移っていきますが、
新垣結衣さんがワーナーパイオニア(現 ワーナーミュージックジャパン)で
真野恵里菜さんがポニーキャニオンなのは何かの縁を感じます。
そう言えば『乙女の祈り』の三浦徳子さんは
アグネスチャンさんにも何曲か作っています。

『アゲイン』『グッドナイトミスロンリー』の松本隆さんが
初めてアイドルに書いたのが
アグネスチャンさんの『ポケットいっぱいの秘密』だそうです。
松本隆さんが細野晴臣さん等と作っていた
キャラメルママというバンドがありますが、
『ポケットいっぱいの秘密』はそのキャラメルママの編曲です。
アグネスチャンさんのアルバムには何曲かキャラメルママが
演奏してるのがあります。



                  トップページへ